カラーチップ

カラーチップは、樹脂の中に顔料の粒子が非常に濃い濃度で分散された固形の顔料分散体です。
チップ(Chip)とは、カケラ・小片という意味で、このカラーチップも小さなカケラのような形状をしています(公園に敷き詰められているウッドチップのイメージです)。

カラーチップはその工程が非常にユニークです。「二本ロール」という装置を使用し、非常に大きな力を掛けて顔料を摩砕することで、顔料を樹脂中に微細かつ均一に分散させることができます。
一般的な三本ロールで練られた顔料と比較すると、大きな力を掛けているために顔料は一次粒子系に近いところまで分散されています。その結果、カラーチップを溶解して使用することで、非常に光沢のある、鮮明な塗料やインキを製造することができるのです。

特長

品質

  • 顔料を高分散させることで、その結果非常に光沢(ツヤ)のよい塗料やインキを得られる
  • 塗料やインキの色が鮮明で、塗膜の透明性が高い
  • 着色力が高い
  • 塗料やインキの安定性がよい

作業性

  • 塗料製造設備は溶解機のみでよい
  • 貯蔵にスペースを割かずに済み、長期の保存に耐えうる

樹脂の種類(代表例)

  • NC(ニトロセルロース)
  • CAB(セルロースアセテートブチレート)
  • 塩化ビニル

上記の樹脂に、有機・無機問わずさまざまな顔料を分散できます。

お問い合わせ

トーヨーカラー株式会社
顔料営業部
TEL : 03-3272-0818